数ヶ月前から我が家のトイレはまるで機嫌を損ねたかのように、しょっちゅう詰まるようになりました。最初はラバーカップ、いわゆるスッポンを使えばすぐに解消していたのですが、その頻度が週に一度、二日に一度と増えていくにつれ、家族全員がトイレに行くたびに不安を感じるという異常事態に陥りました。特別なものを流した記憶はなく、トイレットペーパーもごく一般的なものを使っているのになぜこれほどまでに詰まるのか、その謎を解明するために私は徹底的な調査と対策に乗り出すことにしました。まず最初に見直したのは、子供たちのトイレの使い方でした。観察してみると、幼い子供たちはトイレットペーパーを手にぐるぐると何重にも巻き付け、野球ボールほどの大きさにして流していたのです。これではどんなに優れた排水性能を持つトイレでも耐えられません。そこで我が家では、一度に使うペーパーの長さを具体的に教え、多いときは必ず二回に分けて流すというルールを徹底しました。しかし、それだけで問題が完全に解決したわけではありませんでした。ルールを守っていても、数日後にはまた水位が上がってくるという恐怖の光景が繰り返されたのです。次に疑ったのは、数年前に導入した節水型トイレの設定でした。調べてみると、我が家のトイレは節水設定が強すぎて、排水管の奥まで排泄物を押し流すのに十分な水量が確保できていない可能性があることが分かりました。設定を標準的な水量に戻し、さらに定期的にバケツ一杯の水を勢いよく流すことで排水管内の清掃を試みました。この試行錯誤の末、ついに一ヶ月間一度も詰まらないという平穏な日々が戻ってきました。結局のところ、トイレの詰まりは一つの原因ではなく、使い方と設備の設定、そして排水環境のミスマッチが重なって起きるものなのだと痛感しました。今ではトイレの神様に感謝しつつ、節度ある使用を心がけています。日々の小さな心がけと定期的なメンテナンスが、快適なトイレ環境を維持するための唯一の近道といえるでしょう。
我が家のトイレが何度も詰まる問題に終止符を打った体験記