昨夜の激しい雷雨が嘘のように晴れ上がった今朝、私は出勤前のシャワーを浴びようとして絶句しました。蛇口をいくらお湯側に回しても、出てくるのは冷たい水ばかりだったからです。昨夜までは問題なく使えていたので、真っ先に頭に浮かんだのは「雷による故障」でした。給湯器のリモコンを見ると、やはり見慣れないエラーコードが表示され、電源ボタンが空しく点滅しています。慌てて取扱説明書を引っ張り出し、コードの意味を調べると、点火不良の文字がありました。まずは落ち着こうと自分に言い聞かせ、屋外にある給湯器の様子を見に行きました。昨夜の雨は相当なものでしたが、給湯器の外装に目立った損傷はありません。しかし、よく見ると排気口の周りに湿気がこもっているような印象を受けました。以前、友人から「湿気が多いと給湯器の火がつきにくくなる」と聞いたことがあったのを思い出し、しばらく放置して乾燥させることにしました。その間にガスの元栓やメーターを確認しましたが、そちらは正常です。一時間後、祈るような気持ちで再びリモコンをリセットし、蛇口を開けてみました。すると、屋外から「カチカチカチ」という小気味よい音が聞こえ、続いて「ボォッ」という低い燃焼音が響きました。しばらくすると、蛇口からは湯気が立ち上がり、無事にお湯が出るようになりました。どうやら激しい雨で給湯器内部の湿度が上がり、一時的に電気系統の絶縁が悪くなっていたか、吸気口から水滴が入って点火を邪魔していたようです。この経験から学んだのは、自然災害の後は故障と決めつける前に、一時的な環境の変化を疑ってみる価値があるということです。もちろん、本当に基板がショートしてしまうこともあるでしょうが、今回のように少し時間を置いたり、リセット操作をしたりするだけで直ることもあります。水が出る安心感があるからこそ、お湯にならない時のショックは大きいものですが、焦らずに対処することの重要性を痛感した出来事でした。
大雨の後に突然お湯が出なくなった私の体験記