長年使い続けてきた我が家のトイレですが、便座の暖房機能が故障してしまい、冬場の冷たさに耐えかねて新しい温水洗浄便座への交換を決意しました。最初はプロの水道業者に頼むつもりで見積もりを取りましたが、本体代金に加えて結構な額の工賃がかかることを知り、それならば自分でやってみようと思い立ったのが始まりです。インターネットで調べると、意外にも自分一人で交換したという体験談が多く見つかり、背中を押されました。まず最初に行ったのは、家電量販店で自分のトイレに合うモデルを探すことでした。便器の型番をメモして店員さんに相談し、最新の省エネ機能が付いたタイプを購入しました。商品が届いた週末、いよいよ作業開始です。まずは何よりも大切な止水栓の閉鎖から取りかかりました。古い住宅なので止水栓が固くなっていないか不安でしたが、マイナスドライバーでゆっくり回すと無事に水が止まり、まずは一安心です。次に古い便座の取り外しですが、便器の裏側で固定されているプラスチックのナットを外すのに少し苦労しました。狭い空間での作業になるため、寝そべるような姿勢になりながら、少しずつ指先で回していきました。ようやく外れた古い便座の下には、長年の汚れが蓄積しており、これ幸いと徹底的に掃除をしました。ピカピカになった便器に、新しいベースプレートを取り付ける作業は非常にスムーズでした。カチッという音とともに新しい便座が固定された瞬間は、何とも言えない達成感がありました。最も緊張したのは給水ホースの接続です。ここを失敗すると水漏れの原因になるため、付属のパッキンが正しく装着されているか、接続部分が斜めになっていないかを何度も確認しました。モンキーレンチで適度に締め付け、いよいよ止水栓を開ける時が来ました。恐る恐るハンドルを回し、接続部を凝視しましたが、水滴ひとつ漏れてくることはありませんでした。コンセントを差し込み、ノズルから温水が出ることを確認した時は、思わず一人でガッツポーズをしてしまいました。作業時間は掃除を含めても一時間半ほどでした。自分で交換したことで、最新の機能を備えた快適なトイレ環境を安価に手に入れることができ、大満足の結果となりました。次に何かトラブルがあっても、自分なら直せるかもしれないという自信にも繋がりました。
温水洗浄便座を自分で交換した私の体験談